NEWS お知らせ
Safety Driving Award 2025 運送事業部門 優秀賞を受賞いたしました
この度、日本交通 葛西営業所は、Safety Driving Award 2025 の運送事業部門において「優秀賞」を受賞いたしました。
日頃より、当社のサービスをご利用いただいているお客様、並びに関係者の皆様に心より感謝申し上げます。
1.受賞に至った取り組み:若手育成とAI活用の新モデル
葛西営業所は、若手育成施策の一環として、新卒入社社員のみで構成された営業所として設立されました。運転経験の少ない新人ドライバーが多数を占める環境下において、私たちはAI機能搭載のドライブレコーダー(AIドラレコ)を導入し、事故発生率の削減に努めてまいりました。
【具体的な取り組み内容】
ドライバー自身での運転の振り返りの習慣化:
AIドラレコが検出するリスク運転が多い乗務員を週次で抽出し、独自の振り返り用紙「セルフチェックシート」を使用することで、乗務員自身での振り返りを促進。管理者との面談を通じて対策を決定し、1週間後に再度面談し、改善状況を確認することで、継続的なスキル向上を図っています。
居眠り運転事故防止への対策:
重大事故に繋がる居眠り運転対策を重点的に実施。AIドラレコの眠気警報が発報されたドライバーに対しては、SAS(睡眠時無呼吸症候群)の検査や勤務時間変更など必要な対応を実施しました。主観的になりやすい入社したばかりの新卒乗務員に対して、客観的な状況を踏まえた重大事故防止施策として定着させています。
これらの取り組みは、運転経験の少なさをAIドラレコの客観的なデータとフィードバックで強力にサポートし、運転の素人でも安全運転ができるプロドライバーへと迅速に育成する仕組みとして評価されました。これは、単に安全性を高めるだけでなく、タクシー業界が抱える人手不足の課題に対し、「未経験者でも安心してキャリアをスタートできる」という新しいモデルケースを提示することにもつながっています。
2.審査委員からの評価
今回の受賞にあたり、審査委員の方々からは以下のコメントをいただきました。
「業界全体的な課題であるドライバー不足に対して、若手ドライバーの育成を体系化し、ドライバー採用の強化に繋がる取り組みと考えられる。独自に振り返り用紙を用意するなど、AIドラレコを起点とした運転の振り返りを徹底しており、成果に繋がっている。」
3.今後の展望
今回の受賞は、若手の柔軟な発想と、テクノロジーを活用した安全への飽くなき追求が評価された結果と受け止めております。日本交通は、今後も若い世代のアイデアと適応力、そしてAIをはじめとする最先端のテクノロジーを積極的に融合させ、お客様に最高の「安全・安心な移動」を提供することを極めてまいります。また、今回の評価を励みに、業界全体のドライバー育成、ひいては人手不足解消にも貢献できるよう、さらなる努力を重ねていく所存です。
これからも変わらぬご愛顧を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。
【Safety Driving Award 2025 について】
当社が優秀賞を受賞いたしました「Safety Driving Award 2025」の企画概要は以下の通りです。
名称: Safety Driving Award 2025
対象: 営業車、トラック、バス、タクシー、送迎車などの社用車を有し、交通安全に取り組むすべての企業
エントリー期間: 2025年6月10日(火)~8月29日(金)17:00
実行委員会: 一般財団法人 全日本交通安全協会、一般社団法人 日本事故防止推進機構、日本カーソリューションズ株式会社、あいおいニッセイ同和損害保険株式会社、GOドライブ株式会社
お問い合わせ先: info@safety-driving-award.2025.com (Safety Driving Award 2025 事務局)